9.人生の選択はあなた自身がするもの

自分自身のことは、あなたが選択し決定しなければならない。

ドイツの哲学者ショーペンハウアーはこのように言っています。

「誰かほかの人のようになろうとすれば、人生の四分の三を失う」

むろん、自分の行動が他人にどのような結果をもたらすかは慎重に考慮しなければならないし、他者の忠告や意見を聞くことも賢明な行動と言えるでしょう。

最終的な選択権があなたに在り、それはあなたと同じ性質をもった他者はいないということであり、その選択の結果をすべて負うのはあなた以外に誰もいないと言えます。

あなたの人生の選択をするのに一番ふさわしいのはあなた自身です。

あなたは自分を導く内なるものに対して信念を持つことが大切であり、選択という意思決定のパワーを使うことによって、あなた自身を高めていかなければならないのです。

選択という行為は自分自身で高めていかなければならない技能です。

しかし私たちはこの能力を生まれながらに持っているものではなく、意思決定は回を重ねるごとにだんだんと容易になり、さらに重ねていけば上達します。

良い決定をするには選択という行為を習慣づけることが大切であり、練習する事によりあなたは結果に対して心の準備が整い、結果を予測する事ができるようになるのです。

選択のパワーというのは人類特有のものであり、特権なのです。

あなたには自分の環境や友人や考え方を選択する力があり、あなただけがあなたの未来へのドアを開けることができ、それを閉めることができるのも、あなただけなのです。

このことは正しい選択と心のままの行動は、人生を成功に導くことに必要不可欠なのです。

もちろん今すぐに、戦争を終わらせたり、すべての犯罪を消し去ったり、すぐに病気を治したりはできません。

過去の選択によってすでに現実に起こっているできごとを、無くなれと願うだけで消し去ることはできません。

環境は、現在または未来で、よりよい選択をすることにより改善されるものであり、自分の決定や、自分で培った態度や習慣によって、私たちは独自の精神的、肉体的、感情的な環境を作りだせるのです。