15.自分を理解することから始める

行動はいつも言葉より大きな意味を持つと、聖書ではこのように私たちに告げている、「実った実によって、その実態がわかる」

私たちは、自分の行動を認識することによって自分を理解することができます。

過去の知り合いに、会う約束だけでなく、ほとんどあらゆる約束まで、いつも破ってばかりの男性がいました。

彼に会うといつも、仕事仲間が自分との約束を平気で破ることを嘆き、自分がいつも約束を守っていることを誇りに思っていると語っていました。

驚いたことに、いい加減で有名なこの男性は自分自身のことをまったく正反対にみていたのです。

そう彼は意識的ではなく、自分自身の行動に間違ったイメージをだいていたのです。

私があなたに提示したいと思っている見解、それは人間は完全な生物ではないということです。

人間は皆、自分自身の努力によってより進歩することを学ばねばならず、そうしなければ進歩する能力を失うことになるからです。

この場合、進歩または発展するということは、内面的な資質の向上を指し、私たちの個人の発展は自分が何になれるか、そのためには何としなければいけないかを理解することにかかっているのです。

つまり肝心なことは、今持っていない能力を獲得する前に、持っていると自分で思い込んでいる能力を先に獲得しなければいけないということなのです。

繰り返しになりますがこのことはとても重要な点で、〔私たちはまず、持っていると自身が勘違いしている資質を獲得しなければいけないのです。〕

★このことは自己評価することで、私たちは自分の限界を知り、自分だけの潜在的な力を発見することができるのです。

欠点や短所を知らずに自分自身を知ることは不可能であり、自己評価によってのみ、私たちは自分の信条を確かめることができ、そしてその価値観こそ、私たちの自己概念の基盤となり得るのです。